うちの子、人見知りなんですけど、大丈夫でしょうか?






こんにちは!リーベルアカデミーのゆきです。

リーベルアカデミーでは、モンテッソーリ教育とアドラー心理学を組み合わせて、子育て相談を実施しております。


本日は、2歳のお子様Sちゃんのお母様からいただいた「人見知りで困っている」というお悩みについて、考えていきます。



Sちゃんはお子さんは0歳の頃は誰に話しかけられても、ニコニコと笑顔を見せていたそうですが、1歳前後から人見知りが始まり、2歳になった今は、挨拶をされたり、名前を尋ねられたりするとお母様の後ろに隠れることがほとんどだそうです。


Sちゃんはおしゃべりも上手で、家庭や保育園では元気で明るい子!それなのに、慣れていない人に対しては人見知りをしてしまい、「もったいない」とお母様は思ってらっしゃるそうです。



 

人見知りは正常な発達過程~秩序の敏感期~



まず、大前提として「人見知りは正常な発達過程」です。全く問題ありません。


生後7~9ヶ月は赤ちゃんにとって、心理的に大きな発達を遂げる時期です。この時期を境に人見知りをし始めるお子さんが多いです。


では、この生後7~9ヶ月というのは、どんな時期なのでしょうか?

モンテッソーリ教育的に考えると、「秩序の敏感期」が始る時期なんです。


真っ白な状態で生まれた赤ちゃんは世の中を秩序づけて理解してきます。「いつも一緒にいてくれてお世話をしてくれる人はママ」「いつもいるこの場所はお家」という風に自分の身の回りのものから少しずつ少しずつ、世の中を理解していきます。


そして、自分の中に築かれていく「秩序」をとても大切にしているため、「いつもと同じ」ということを好み、秩序が狂う行為をとても嫌がります。そんな時期のことをモンテッソーリ教育では「秩序の敏感期」と呼んでいます。



生後7ヶ月頃になると、大切なママとそれ以外の大人の区別がしっかりつき始めるので、「今挨拶してくれたこの人のこと、私はまだよく分からないけど、大丈夫な人なのかしら?」「大好きなママが笑顔で話しているから、悪い人ではなさそうね。でも、まだ良く分からない。不安だわ。」と思い、人見知りをするようになります。


つまり人見知りは「秩序の敏感期」の現れであり、家族や保育園の先生など自分に近い人とそれ以外の人の区別がつき始めたということです。子どもの成長の現れです。





秩序の敏感期の敏感具合、人見知りには個人差があります。一瞬、様子を伺っただけで、大丈夫と判断し打ち解ける子もいれば、打ち解けるのに時間がかかり、ママの後ろに隠れ続ける子もいます。


子どもには子ども自身のペースがあり、想いがあります。「すぐに打ち解けて欲しい!」と親が思い、人と話すことや挨拶をすることを強制してしまうと、子どもの心はとても苦しくなってしまいます。人見知りは正常な発達課程であることを理解して、今のお子さんの想いを尊重した関わりをしていただきたいなと思います。




 

子どもが人見知りをした時の正しい対処法


次に実際に子どもが人見知りをした時に親がどんな対応をすれば良いか2つご紹介しますね。



①親がお手本を見せる



親が誰とでも挨拶を交わし、楽しそうにお話しをする姿を、日頃からお子さんに見せてあげてください。無理して、お子さんを会話に入れる必要はありません。

大好きなママが様々な考えを持つ人と楽しそうにコミュニケーションを取る姿を、子どもはしっかりと観察して、憧れを持つようになります。


子は親を映す鏡です。子どもに要求する前にまず自分から。日頃から挨拶や丁寧な人付き合いを心がけてみてください。



②小さな努力・変化に気付いて、勇気づけをする


小さな声でも挨拶や名前を言えた時、たくさん声をかけてあげてください。


「すごいね!」「えらかったね!」と挨拶をした行為を褒めるのではなく、「勇気を出して、挨拶をしたんだね。かっこよかったよ。」や「とっても素敵な挨拶だったね。ママも温かい気持ちになったよ。」といったふうに、子どもの努力について触れたり、親がどう感じたかを伝えていってください。


「自分の努力が大好きなママに認めらえた」という経験は子どもにとって、大きな自信となります。



 

気になる次回は・・・



いかがだったでしょうか。

子どもは刻一刻と成長していきます。人見知りは、秩序の敏感期の現れであって、正常な発達の課程です。焦らず、親がお手本を見せ、小さな努力・変化に気付いて声をかけ続けてみてください。


子どもの心の中にしっかりとした羅針盤(コンパス)が出来上がり、「ママの知り合いは信用しても大丈夫な人」と思えるようになれば、人見知りは自然と収まっていきます。



しかし!!

親の心持ちや態度次第では、子どもは秩序の敏感期以降も人見知りを続けてしまいます。

次回は、「親の接し方が本物の人見知りを作ってしまう」というとても大切なお話しをします。お楽しみに!




リーベルアカデミーでは今後も、モンテッソーリ教育とアドラー心理学を融合した子育て相談の記事を随時UPしていきます。


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