ちょっと待って…。褒める子育て!





こんにちは!リーベルアカデミーのゆきです。

リーベルアカデミーでは、モンテッソーリ教育とアドラー心理学を組み合わせて、子育て相談を実施しております。


アドラー心理学をベースにした子育てでは、「褒めない!叱らない!」というのが大前提です。モンテッソーリ教育においても、子どもを褒めたり、叱ったりはほとんどしないですね。


このことをお話しすると、大抵の方が驚かれます。「子どもは、褒めての伸ばすものじゃないの?」「子どもを叱らないで、ちゃんと育つなんて信じられない」そんな意見をよくいただきます。また、「褒める子育て」というのが現在の主流ですよね。我々親世代は厳しくしつけられてきたということもあって、褒めて伸ばそうとしているご家庭が多いのではないかと思います。



本日は「褒める子育ては、なぜいけないのか?」一緒に考えていきたいと思います。



 

「褒める」という行為には前提がある


私たち親は何気なく子どもを褒めていますが、実は「褒める」という行為には前提が存在するんです。まずは、その前提を確認していきましょう。



①「褒める」は常に上から目線

褒めるというのは、立場が上の人が下の人にする行為です。上司を褒めたり、両親を褒めたり、子どもの通う園の園長先生を褒めることできますか?「偉い人に褒めるなんて失礼」と思ってしまう方が多いのではないかと思います。でも、子どもを褒めることはできます。何故でしょう?子どもを何も出来ない未熟な人間と思い、自分より下に見ているからですね。



②できると信じていないから褒める

「やればできるじゃない!」「まさかこんなに上手にできると思ってなかった!すごいね。」と子どもを褒めることはありませんか?これらの褒め方は「子どもが出来ることを期待していなかった」褒め方です。この褒め方をしていると敏感な子どもは「ママは自分が出来ると信じてくれてない」と思うようになります。



③子どもをコントロールしようとする

「いい子だから、〇〇してごらん」「△△できたら、いい子だよ」と行っていませんか?子どもが動きやすい言葉がけなので、ついつい多様しているママも多いでしょう。ですが、こちらは裏を返せば「〇〇しないと、いいこじゃない」と言っているのと同じです。この褒め方をしていると、そのうちやらなくなってしまいます。



④結果を褒める

「できたじゃ~ん」という風に結果を褒めていませんか?大切なのは結果よりも「出来るように頑張ったプロセス」です。この褒め方をしていると「褒められるためにやる」ようになってきますし、結果を出せない自分が許せなくなってきて、とても生きずらくなってしまいます。



いかがだったでしょうか。こちらだけでも、子どもを褒めて伸ばすのは良いことではないということに気が付いていただけたのではないかと思います。



では次に、「褒める」を多様すると、どのような副作用があるのか、見ていきたいと思います。


 

「褒める」ことによる副作用



①褒められないとやらなくなる

子どもを褒めて動機付けしていると、子どもは「褒められるから」その行為をやるようになります。例えば、小さな子に優しくするのも親が近くにいて褒められる時だけ、ゴミを拾うのも親が近くにいて褒められる時だけと言ったように。

「褒められるために行動する」それは、モンテッソーリ教育やアドラー心理学の子育てのゴールである「自立(自律)」とは全くかけ離れた姿ですよね。誰かに監視されなければ、身の回りのことも丁寧にしないでしょうし、誰かに見られていないと行動できないので自分を律することができていません。



②「褒める」とセットの「ごほうび」がエスカレートする

「ほめ言葉」で子どもをコントロールしようという下心が親にある場合、言葉だけでは子どもが動かない場合に、「お菓子買ってあげるから、やって」という風にご褒美をセットにして子どもに与えてしまいがちです。

このやり方は短期的に見れば効果的ですが、続けていると必ず子どもからの要求がエスカレートします。あめ→アイス(100円)→アイス(ハーゲンダッツ)と言ったように。この育て方をしていると終いには「今度のテストで100点とったら、何を買ってくれるの?」と条件提示を子どもがしてくるようになります。これでは自律(自分を律する)が全く出来ていませんね。



③失敗を恐れてチャレンジしなくなる

いつも結果ばかりに注目して、褒めていると、子どもは「褒められる結果を出せない可能性がある課題」にはチャレンジしなくなります。褒められることが確実な課題にしか取り組まなくなってしまいます。何も挑戦する前から「これ、私には出来ない!私には無理!」と諦めてしまうようになります。



④指示待ち人間になる

「ママ、これやってもいい?」「パパ、これやっちゃダメ?」というように、親に全ての確認をするようになります。親の評価や顔色を伺って行動するので、一見素直な良い子ですが、自分の頭で何も考えないので指示待ち人間です。これも「自立(自律)」とはかけ離れた姿ですね。



 

いかがだったでしょうか?


褒めるという行為は、一見自己肯定感を高めるように思えますが、実は様々な弊害が存在します。次回は、褒める変わりにぜひ実践して欲しい勇気づけのやり方をご紹介していきます。お楽しみに~。




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