天使から悪魔への大転換!イヤイヤ期



こんにちは!リーベルアカデミーのゆきです。

リーベルアカデミーでは、モンテッソーリ教育とアドラー心理学を組み合わせて、子育て相談を実施しております。


本日は多くの方からご相談をいただく「イヤイヤ期」について一緒に考えていきたいなと思います。


0歳の赤ちゃんって天使ですよね。見てるだけで癒されます。

もちろん昼夜を問わない授乳や、お出かけの大変さなど、苦労もたくさんありますが、1歳過ぎのお子さんを持つママさんが口を揃えていうのは「0歳の頃は楽だった…」という言葉。そして、2歳のお子さんを持つママさんは「イヤって今日何回言われたか分からない!この子の要求聞いてると、何も前に進まない。」なんて言葉。ほぼ100%の確率でみなさんおっしゃいます。(笑)


 

では、0歳と1-2歳で何がそんなに違うのでしょうか?

答えは「自我があるかないか」です。


1歳半近くなると、自我がはっきりしてくるので、大人の思い通りに動いてくれなくなります。そして、自我があるので、自分の要求が通らないと「イヤ!」の連呼、しまいには泣き出し、癇癪を起こすこともあります。


この「自我」の出現による変化が、天使のように思ってお子さんを、まるで悪魔のように思ってしまう一番の原因です。



でも、果たして本当に「悪魔」なのでしょうか。

なぜ、子どもは「イヤ!」とあんなに言うのでしょうか。

その理由を今日は見ていきます。



 

イヤイヤ期=ママとの分離する時期



イヤイヤ期のお子さんの心の中では、とても大きな変革が起きています。簡単に言うと今まで一心同体で生活をしていたママから、自分を分離して自立の一歩を踏み出す時期です。



誕生から1歳頃までは、ママと子どもは一心同体です。移動するのにも、食事をするのも、寝るのも、排泄をするのも全てママと一緒ですもんね。

しかし、少しずつズリバイをしたり、ハイハイをしたりと自分で動き始めた時「自分とママって別の生き物なんだ!」「ママが近くにいなくても出来ることってあるんだ!」と思い、初めて「自分」を意識しだします。自我の芽生えですね。



1歳を過ぎ歩行が安定してくると、移動を大人に頼らなくてもできるようになり、ママとの間に物理的な距離が生まれ、「自分とママは別の生き物!」「私には私の考えややりたいことがある」と思うようになり、自我がどんどん大きくなってきて、子どもはママの中から分離していきます。この時期がだいたい1歳半、イヤイヤ期の重なる時期と同じですね。



そして、完全に分離するのが約3歳です。3歳になると個人差はあれど、食事や排泄、移動など、身の回りのことが一通り自分で出来るようになりますよね。このように物理的な面でも自立すると、「私は一人でできる!」「ママに全部やってもらわなくても大丈夫!」と思うようになり、自我が確立されていきます。そして1歳半から続いた「ママとの分離」という心の大変革期が終わり、気持ちが安定していきます。いわゆるイヤイヤ期も落ち着きます。



 


「イヤ」は子どもが唯一できる自己表現


食事をするのもイヤ、着替えるのもイヤ、歩くのもイヤ、お風呂もイヤ、口を開けばイヤというこの時期ですが、子どもは決してママを困らせたいわけでも、ママに反抗したいわけでもありません。


子どもはただ、心の中に自我が生まれ、自我と共に芽生えた「意志」を使ってみたいだけなんです。「イヤ」と言うのは今自分にできる精一杯の意志表現なんです。


ちょっと考えてみてください。


1歳半の子どもはまだ自分の意志を伝える「言葉」という武器を持っていません。ママの提案に自分の意志を示す方法は拒否である「イヤ」だけなんです。「もうちょっと、こうしたい~!」「別の方がいいな~。」なんて、1歳半の子どもは言えませんよね。(笑)だから、自分が唯一言えることば「イヤ」で精一杯自分の意志を表現しようとしているんです。


「あぁ~!もう、だったらどうしたいの?イヤばかりじゃ、わからないわよ!」と思いますが、仕方がありません。イヤとしかまだ言えないのだから。



 

親の見ている景色と子どもの見ている景色は違う



アドラー心理学では、人は誰しもオーダーメイドのメガネをかけていると考えています。つまり自分特有の物の見方を持っており、そのメガネを通して、体験や出来事を解釈して、判断や行動を行っています。たいていの人は、自分のメガネをまともだと思っていますが、他者から見ると、理解できないこともあるんです。


私たち親も常にオーダーメイドのメガネをかけて生活しています。子どもの行動や発言を、知らず知らずのうちに自分のメガネを通して、判断し行動しています。「なんでいつもイヤっていうの」「お風呂入らなきゃ臭いのに、なんでそんな泣くの?」「え?もう散々遊んだでしょ!なんで泣くの?もう暗くなってきたよ。」など全部が我々親のメガネを通しての判断です。


世の中は大人中心に作られていますし、親は何十年と生きて社会のいろはを知っています。子どもの判断に較べて「正しい」場合も多いです。イヤしか言わなかったら、何も前に進まない。お風呂に入らないと汚い。暗くなって外で遊ぶのは危ない。全部正しいです。理にかなっています。


しかし、子どもには子どもの主張が存在し、私たち親とは違った景色が見えているんですよね。我々大人が正しくても、そのことはぜひ、忘れないであげてください。子どもにも都合があることを理解して、受け止めてあげてください。


それが、イヤイヤを少なくしますし、「自分の思いを無条件に受け取ってくれた」という経験は子どもを勇気づけて、子育てのゴールである自立(自律)に向かわせます。



 


いかがだったでしょうか。


・イヤイヤ期はママと分離する時期であり、自我が芽生える時期

・「イヤ」は精一杯の意志表現

・親の見ている景色と子どもの見ている景色は違う



このようにイヤイヤ期の理由を知ると、目の前で子どもが「イヤ」と言い続けて大泣きしても、少し心が軽くなってきますよね。ぜひお守りとして、心にとめておいていただきたいなと思います。



次回は、イヤイヤ期の子どもと関わるポイントを6点、お伝えしようと思います。「イヤ」と大泣きしてしまわないように、私たち親ができることを具体的にお伝えしていきます。





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最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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