
ママじゃないと泣き止まない…パパどうするべき?
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こんにちは!リーベルアカデミーのゆきです。
リーベルアカデミーでは、モンテッソーリ教育とアドラー心理学を組み合わせて、子育て相談を実施しております。
本日も0歳3ヶ月のお子様を持つご夫婦からいただいた「ママでないと泣き止まない」というお悩みについて、考えていきます。
ママがちょっとお出かけやお買い物にいく間、パパに赤ちゃんを見てもらうと思ったら、赤ちゃんが大号泣!ママが帰ってくるまでの間、赤ちゃんはずっと泣き続けて、パパはあやし続ける。でも、泣き止まなくてヘトヘト・・・
そこへママが帰ってきて、ひょい!っと抱っこしたら、即泣き止む・・・
「自分って一体なんだったんだ・・・」とパパは落ち込み、ママは赤ちゃんを泣かせ続けたことに罪悪感を持つ。
こんな経験ありませんか?
本日は赤ちゃんを育てているご家庭あるあるのお悩みを、産後学にアドラー心理学の考え方をプラスして、パパ・ママそれぞれの心構えについてお話していきます。
パパは「泣かれて当然」くらいの気構えで
生後数か月の間、赤ちゃんとママは一心同体です。赤ちゃんはママを自分自身の一部のように感じています。この時期を母子共生期と言います。
つまり、ママは赤ちゃんにとって唯一無二の存在です。そのママが目の前からいなくなってしまうんです。泣いて当然です。
ほとんどのパパは、ママに比べると赤ちゃんに接する時間が短いですし、母乳も出ませんからね。赤ちゃんにとっては少し遠い存在になってしまいます。
しかし、赤ちゃんとママが安心して暮らせるのは、パパが毎日お仕事を頑張って、お家でも育児・家事をサポートしているからです。その偉大さは変わらないので、パパにはぜひ自信を持って、赤ちゃんに接して欲しいと思います。
女性の出産後に分泌される、愛情を司る脳内物質オキシトシンは、実は男性にも出ることが確認されています。しかも、このオキシトシンは子どもとの関わりが深ければ深いほど、分泌量が増えて生きますので、子育てをすればするほど楽しくなっていきます。
ぜひ、積極的に赤ちゃんとの時間を過ごしてくださいね。そして、赤ちゃんと四六時中一緒にいるママにとって、自分一人の時間を持てることは何よりの喜びです。辛いこともあるかもしれませんが、赤ちゃんも直に慣れます。「あぁ~、俺には無理だ!」と思わず、根気強く関わり続けてください。
ママは赤ちゃんに言葉がけ、パパに勇気づけを
ママは赤ちゃんを預ける時は、必ず赤ちゃんに声をかけてからお出かけしてくださいね。「お出かけするから、パパと待っていてね。〇時くらいには帰ってくるからね。」ときちんと伝えてあげましょう。赤ちゃんは言葉を話すことはありませんが、声色からたくさんのことを感じています。
「まだ小さくて何も分からないから」と思わずに、一人の人間として向き合ってあげてくださいね。
そして、帰ってきたら、赤ちゃんだけでなく、パパにも感謝の気持ちを伝えてあげてください。ママにとっては毎日やっていることでも、パパにとっては大冒険だったりもします。「二人の赤ちゃんなんだから、面倒を見てもらって当然」と思うのではなく、感謝の気持ちを伝えましょう。
その時に、アドラー心理学の「勇気づけの技術」が役に立ちますよ。以下の5つに気を付けてパパに感謝の気持ちを伝え、疲れたパパを勇気づけてくださいね。
・感謝を表明する
「お出かけさせてくれて、ありがとう。」「リフレッシュになったよ。」など、ママ自身の気持ちを伝えてあげてください。
・聞き上手に徹する
パパの話をただただ、聞いてあげてください。感じたこと、辛かったことがたくさんあるはずです。
・ヨイ出しをする
パパの話を聞いてると、ついついダメ出しをしたくなると思うのですが(ママは上手にお世話ができるので)、あえて「ヨイ」ところを見つけてパパに伝えてあげてください。ダメ出ししてもへこむだけで成長しないですし、夫婦関係も悪くなります。ヨイ所を伝えて、底上げをはかりましょう。
・相手の進捗・成長を認める
自分と較べずに、過去のパパと較べて、その成長を認めてあげてください。初めて抱っこした時、オムツを代えた時、寝かしつけをした時より出来るようになったこと、探すとたくさんあるはずです。
・失敗を許容すること
慣れてないことをしたパパなので、失敗することも多いですが、大目にみてあげてくださいね。慣れないことをして失敗をするのは、誰にとっても辛いこと。傷をえぐらずにそっと寄り添ってあげてくださいね。
いかがだったでしょうか?
本日は産後学にアドラー心理学の考え方をプラスして、パパ・ママそれぞれの心構えについてお話ししてきました。大切な家族なので、お互いのことを理解して、良い連携をしていってくださいね。
次回はパパが赤ちゃんと二人でいる時に活用できるモンテッソーリ教育の「4つのコーナー」という考え方をお伝えいたします。
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