
モンテッソーリ教育とシュタイナー教育の違いとは?

「子どもに良い教育って何があるんだろう」
そう思って調べていると、出るわ出るわ色んな教育法...
どれもカタカナばかりで、頭から温かい湯気がもわもわ。
そんなあなたに向けて、代表的な教育法の1つ「シュタイナー教育」について、モンテッソーリ教育と比較しながらまとめてみました。
シュタイナー教育の目的
シュタイナー教育は、「体・心・頭の3要素のバランスが取れた人間を育てること」が大きな目的となっています。
それらのバランスが取れていないと、持っていく能力を適切に発揮できないなどの問題が生まれると考えられており、学力向上ではなく、人間形成を大切にしています。
シュタイナー教育の特長
シュタイナー教育で特に特長的なのが、「心」にも焦点を当てている点です。
創始者のシュタイナー氏は神秘思想家で、「教育とは芸術的であるべきである」と考えていました。そのため、美術品・芸術品に触れて心を育てる時間なども大切にされます。
体・心・頭のバランスを最重視するため、知的な早期教育は必要ではないという立場を取っています。
シュタイナー教育では、絵本の読み聞かせやテレビを見せることを禁止しており(!)、特に7歳までは外で体を動かすことに重点を置いているようです。
また、自然とのふれあいを大切にしており、おもちゃや食事も自然素材となっています。

モンテッソーリ教育との共通点
モンテッソーリ教育は子どもの自主性に任せた教育で、子どもにとって自然なタイミングで色々な物事を学ばせていくというのがよしとされています。
モンテッソーリとシュタイナーのどちらも、自由な発想のできる人間を育てることを重視し、知識の詰め込みを行わないところは共通点としてあげられます。
また、子ども一人ひとりの個性を尊重し、自由で自立した人間を育てることも大きな共通点となっています。
私たちリーベルアカデミーも、まさにこの「自由で自立した人間を育てる」ことを最重視しております。
まとめ
1つのことに集中したいお子さまには、モンテッソーリ教育が向いているかもしれません。一方で、オーガニックにお子さまを育てたい場合には、シュタイナー教育が向いている可能性があります。
とはいえ、向き不向きは大人が判断するというよりも、実際に受けてみて子どもが自主的に判断するのが望ましいです。
ですのでまずは一度、お近くのお教室で体験授業をされてみるのが良いかもしれませんね。