子どもの心に勇気のガソリンを!





こんにちは!リーベルアカデミーのゆきです。

リーベルアカデミーでは、モンテッソーリ教育とアドラー心理学を組み合わせて、子育て相談を実施しております。



前回は、現在の主流になっている「褒める子育て」には様々な弊害があることをお話しさせていただきました。詳しくはこちらの記事をください。


今回は褒める代わりにぜひ実践していただきたい、「勇気づけの子育て」についてお話しさせていただきます。




 

親子は「たて」ではなく「よこ」の関係


「褒める」と「勇気づけ」は時には同じ言葉を使うこともあり、似ています。しかし、根本的な違いは親子関係を「たての関係」として捉えているか、「よこの関係」として捉えているかです。


親は子どもより長く生きていて経験があるので、ついつい「早く着替えなさい!」などと指示をしたり、「上手に着替えられて偉いね。」と褒めたりしがちです。


しかし、アドラー心理学では、親子はいつも「よこの関係」と考えます。



生きている年月や経験は親の方が多いですが、人間としての価値・尊厳は親も子どもも変わりません。親の方が偉いなんてことはありませんし、優れているわけでもありませんので、力で支配してはいけません。


だからと言って、友達親子とは違います。親が子どもの言いなりになったり、すべてがなぁなぁな関係になることもよくありません。子どもを一人の人間として尊重することが大切です。


そのためには「ほめる」ことは卒業して、「勇気づけ」を行いましょう。



 

勇気づけに必要な態度


勇気づけに関して大切なことは、「声かけ方法」などの技術的な実践ではなく、態度の変化です。


技術に偏ると、子どもを操作するという感じが出てきて、関係が悪化することがあるため要注意です。「勇気づけは、態度からはじまる」という精神で臨みましょう。




①子どもに共感する


子どもの気持ちに寄り添い、行動に共感してあげてください。たとえ不適切な行動を取ったとしても、その行動の目的は何だったのか考えて共感してあげましょう。


たとえば、弟を叩いたとします。叩くというのは暴力行為で決して許されることではありません。子どもだってそのことは重々理解しています。しかし、その行動を取ったのであれば、取らざるを得なかった目的があります。その目的を聞き出し、共感してあげてください。


「どうして、弟を叩いてしまったの?」と責めずに優しく聞いてあげると、「おもちゃを取られた」「せっかく集中して遊んでたのに邪魔をされた」などの行動の目的を話してくれると思います。


そうしたら、「そうかそうか。それは嫌だったね。邪魔されたくなかったね。」という風に共感してあげてください。そして、子どもの心が素直に開いてから、はじめて叩くという行為がいけない行為ということをお伝えしてください。



②子どもを信頼する


無条件で子どもを信頼してください。「どんなあなたでも、ママはずっとあなたの味方」ということを常に伝え続けてください。そのためには親の決意・覚悟・忍耐が必要です。


子どもがミスをしたり、他の子に較べて成長が遅かったりすると、心配になるのが親心です。そんな時は「子どもは人生の途中!30年後の子どもを想像した時に、今ここで子どもに注意しなければいけないことか?」と自分に問いかけてみてください。以外と子どもに注意したりアドバイスしたりすることって少ないですよ。何か小言を言いそうになったときに思い出してみてくださいね。




③子どもを尊敬する


子ども一人の人間として尊敬してあげてください。そのためにはよく子どもを観察してみることをおすすめします。これはモンテッソーリ教育の教えですね。よく子どもを観察していると、誰に言われなくても新しい動きができるようになったり、昨日より今日できるようになったことがあることに気付くと思います。そういう子どもの変化に気付くと、子どもは何もできない守ってあげなければいけない存在と思わなくなり、子どもを尊敬するようになります。



 

勇気づけに必要な技術(声かけ)


勇気づけに必要な態度を理解した上で、勇気づけの技術をみていきましょう。技術とはつまり、声かけ方法です。



①貢献や協力に注目する

子どもの小さな気遣い・お手伝いに注目して声かけを実施してください。具体的には「あなたのおかげで、ママ助かったよ♡」「協力してくれて嬉しいよ」などの声かけがあります。



②過程や姿勢を重視する

物事の結果ではなく、努力した過程や姿勢を重視して声かけを行いましょう。「努力したから出来るようになったんだね。」「失敗してしまつたけど、あなたが努力したことをママはちゃんと見ていたよ。」などと声掛けを行います。



③すでに達成できていることに注目する

日常生活の中で当たり前と思っている部分も意識的に声かけしましょう。「毎日元気に保育園に行く」「毎日しっかりごはんをたべる」「昨日よりも着替えが少しスムーズだった」など、ちょっとしたことで大丈夫です。出来ていることを意識して声をかけてあげてください。



④失敗も受け入れる

失敗しても、「こら!何しているの?」と言わずに、受け入れてあげてください。失敗した時点で子どもはきちんと反省しています。そこに追い打ちをかける必要はないのです。親にできることは失敗を受け入れて「次にどうすればいいか?」子どもが考えるヒントを与えることです。



⑤他の子と較べるのではなく、個人の成長を重視する

その子の中での成長に気が付いてあげてください。周りと比較されると我々大人でも辛いですよね。子どもも同じです。較べる相手は常に過去の自分です。



 

いかがだったでしょうか。褒める代わりに、日頃からヨコの関係で勇気づけを行っていく。この関わりを続けていくと、子どもは自立(自律)していきます。勇気づけは「褒める」「ごほうびを与える」という関わりのような特効薬な効果はありません。


しかし、長い目で見たときに、勇気づけをして育てられた子は自立します。

子どもの心を勇気のガソリンで満たしてあげてくださいね。

生きる活力が生まれてきます。



いかがだったでしょうか?

共感していただけたら、日々の子育てに少しずつ取り入れてみてくださいね。


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