親の接し方が本物の人見知りを作ってしまう!?

更新日:2021年11月26日




こんにちは!リーベルアカデミーのゆきです。

リーベルアカデミーでは、モンテッソーリ教育とアドラー心理学を組み合わせて、子育て相談を実施しております。


本日も前回に引き続き、2歳のお子様Sちゃんのお母様からいただいた「人見知りで困っている」というお悩みについて、考えていきます。

前回の記事はこちら


前回の記事では、人見知りは秩序の敏感期の現れであって、正常な発達の課程であることをお伝えしました。


そして焦らず、親がお手本を見せ、小さな努力・変化に気付く声かけを続けていれば、子どもの心の中にしっかりとした羅針盤(コンパス)が出来上がり、「ママの知り合いは信用しても大丈夫な人」と思えるようになれば、人見知りは自然と収まってくることをお話しさせていただきました。


しかし、親の接し方次第では、秩序の敏感期以降も人見知りを続けてしまう場合があります。本日はこのブログをお持ちの皆様のお子様がそうならないために、「親の接し方が本物の人見知りを作ってしまう」というお話しをさせていただきます。


 

「この子、人見知りなんです。」は禁句


道端で知り合いと会った時に、子どもが挨拶出来ないと、ついつい「この子、人見知りなんです。」なんて言ってませんか?「ほら、ちゃんとご挨拶して!こんにちはでしょ!」なんて言っていませんか?


素敵なところをいっぱい持っている大切な我が子ですもんね。しっかり挨拶をして、知り合いにも我が子の良いことろを知って欲しいと思うのが、親心だと思います。

そして、人見知りだということを知り合いに伝えることで、我が子をフォローしようとしている節もあると思います。



しかし、この一言が子どもを本物の人見知りにしてしまいます。



子どもは人と関わる時に、ちょっと心がソワソワする思い、恥ずかしいなという気持ちはあれど、「自分が人見知り」とは認識していません。しかし、自分が恥ずかしいなと思った時に、大人から毎回「この子人見知りなんです。」と言われていると、「自分って人見知りなんだ!」と自分を評価し、自分に「人見知り」というレッテルを貼るようになります。


このやり取りを何年もしていると「人見知り」というレッテルが身体に染み付いてしまい、本物の人見知りになってしまいます。


今の成長途中の姿にレッテルを貼ってしまうと、その時の姿を固定してしまします。しかし、子どもは日々成長しています。今の姿に捕らわれず、子どもの人格を断定する発現は避けてください。


子どもは成長途中。今見ている姿は最終形ではありません。子どもの成長を信じて、見守ることが大切です。



 

人見知りは親の課題?子どもの課題?


そもそも、人見知りで困っているのは誰でしょうか?本当に子どもでしょうか?

実は子どもが乳幼児期の場合、困っているのは親の場合がほとんどです。


子どもへの期待、知り合いからの評価、色々なことが気になりますよね。

ですが、もしかしたら子どもは人見知りをすることに困ってないかもしれません。


以前、私の友人家族と遊んだ時に、当時2歳後半だった長女が、一切相手の家族と話もせず、絡みもせず、ずっと私か主人にくっついていたことがありました。長女はもともと陽気な性格なので、私は「え?なんで?」と正直思いましたし、友人家族に対して恥ずかしい思いがありました。


帰りの車の中で長女に「今日は楽しかった?〇〇さんたちと遊べば良かったのに~。」とやんわりと聞いてみると、長女は「とっても楽しかった!今日はパパと遊びたかったから、〇〇さんと遊ばなかっただけ~!」とさらっと返事をしました。


かなりハッとしたことを今でも覚えています。人見知りを可哀そう、直してあげたいと思うのは、親のエゴだなと。実は子どもは自分の頭で考えて、その行動を自ら選択しているのだと。



アドラー心理学では「子どもの課題」と「親の課題」を分けて考えます。

「人見知りで困っている」という課題が、子どもの課題なのか、親の課題なのか、もう一度考えてみてください。


子どもの課題(子どもが困っている)だとしたら、お家でロールプレイングをしてみたり、一緒に挨拶をしてみたり、物腰の柔らかい知り合いなどから徐々に慣れさせたりと、一緒に解決していってあげてください。


逆に人見知り困っているのが親の課題であるとしたら、注意が必要です。課題の解決のために子どもを無理にコントロールするのはあまりオススメできません。短期的には挨拶ができるようになるなど効果が出ますが、そのうち「ママに言われたからやる」という風に自分の意志で動くことが苦手になります。


モンテッソーリ教育・アドラー心理学の子育ての最終目標である「自立」「自律」とはかけ離れた姿になってしまいますよ。



 


いかがだったでしょうか。


「この子、人見知りなんです。」は禁句です。

子どもの現在の姿は成長過程でしかありません。まだまだ、人生を歩み始めたばかりです。成長を信じて、温かく見守ってあげましょう。


また、人見知りで困っているのは、お子さんですか?もう一度、よく考えてみてくださいね。大切な大切な我が子。これから先の人生困らないように!と色々心配する気持ち、私も母親なのでよく分かります。しかし、子育てのゴールである「自立」「自律」のためには、子どもを信じて、温かく見守ることが大切になってきます。


 


リーベルアカデミーでは今後も、モンテッソーリ教育とアドラー心理学を融合した子育て相談の記事を随時UPしていきます。


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